知財審決取消訴訟の理論と実務

本体 ¥ 2,100
¥ 2,310 税込

著者:中野哲弘/著
判型:A5判
ページ数:220頁
発刊年月:2015年10月刊
ISBN/ISSN:9784817842671
商品番号:40605
略号:知審

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商品情報



弁理士、法務・特許関係者必携!
元・知財高裁所長による
「これまでにない」「新しい」解説書

● 特許・実用新案・意匠・商標に関する取消訴訟につき、訴訟当事者の立場からは見えにくい「訴訟運営」に焦点を当て、裁判所視点でのポイントを中心に理論的根拠と実務運用を解説。
● 行政事件訴訟法、民事訴訟法など手続法の視点と審決の先行手続となる根拠法が複雑に絡み合う実務を体系的に整理。
● 理解を助ける図解や参考となる訴状記載例等も収録。

目次

第一編 総 論
第一 審決取消訴訟概観
 一 はじめに
 二 知的財産権の種類
 三 審決取消訴訟制度
 四 知的財産高等裁判所の役割
 五 外国の知的財産訴訟制度との比較
第二 審決取消訴訟に関する根拠法令
 一 憲法
 二 知的財産高等裁判所設置法
 三 行政事件訴訟法
 四 民事訴訟法
 五 特許法,実用新案法,意匠法,商標法
 六 弁理士法,権限法(国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律)
第三 審決取消訴訟からみた先行手続の特色
 一 概説
 二 出願と審査
 三 審判

第二編 審決取消訴訟
第一 概説
 一 審決取消訴訟の意義
 二 審決取消訴訟の構造
 三 審決取消訴訟の基本原理
 四 訴訟物と審理範囲
第二 訴えの提起
 一 概説
 二 記載例の解説
 三 特殊な問題
第三 主張と立証
 一 総論
 二 特許審決に関する違法事由
 三 実用新案審決に関する違法事由
 四 意匠審決に関する違法事由
 五 商標審決に関する違法事由
第四 審理
 一 特許・実用新案の場合
 二 意匠・商標の場合
第五 訴訟の終了
 一 手続の概要
 二 判決にみる審決取消事由
 三 上訴
 四 確定判決の効力
第六 審決取消訴訟と侵害訴訟の交錯
 一 問題の所在
 二 侵害訴訟の判断が審決取消訴訟に及ぼす影響
 三 審決取消訴訟の判断が侵害訴訟に及ぼす影響

第三編 資料
第一 重要判決の要旨
第二 知財高裁の組織の現状 
第三 参考法令(抄録)

図表
・知的財産権の定義
・知的財産権の根拠法令の所轄官庁
・訴訟類型からみた知的財産権の分類
・審決取消訴訟の管轄裁判所の変遷
・知財民事訴訟の管轄裁判所の変遷
・ドイツにおける知財訴訟制度
・査定系訴訟のフロー(特許法の例)
・当事者系訴訟のフロー(特許法の例)
・審決取消訴訟までの手続
・審査手続の流れ(特許の場合)
・審判の概要
・民事訴訟と審判手続の構造の比較
・民事訴訟と審判の比較(1)
・審決取消訴訟事項
・民事訴訟と審判の比較(2)
・法規制の概要
・共有に係る権利の審決取消訴訟と当事者適格
・外国の株式会社と有限会社の表記
・知財高裁の機構図
・知財高裁の組織の取扱事件

書式
・訴状例
・答弁書例
・原告準備書面の例(特許審決)
・被告準備書面の例(特許審決)
・原告準備書面の例(商標審決)
・和解条項(特許)
・和解条項(商標)

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