実務に活かす! 税務リーガルマインド

納税者勝訴事例から学ぶ税務対応へのヒントを中心に効果的な税務調査の対応・国税不服審判所の活用まで
本体 ¥ 2,000
¥ 2,200 税込

著者:佐藤修二/編著
判型:A5判
ページ数:208頁
発刊年月:2016年11月刊
ISBN/ISSN:9784817843609
商品番号:40659
略号:税リ

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商品情報




税務の世界でも、法的なものの考え方「リーガルマインド」が求められています!
納税者勝訴の事例を、元国税不服審判所の審判官が読み解く!

【林 信光 元国税庁長官 推薦】
最近の租税事件を巡る訴訟において、課税当局や税理士を中心とした伝統的な税務専門家の観点とは異なる、裁判官や弁護士といった法曹実務家、いわば「リーガルの専門家」の見方が争いの焦点となり、その結果、伝統的な税務専門家である課税当局が苦杯を喫するケースが目立って来ている…(中略)
 今や、税の問題が法廷で争われることは珍しくなくなり、法曹実務家の視点を抜きにして税を論ずることは困難です。その意味で、税務専門家である税理士の方々や、企業の財務・経理部門の方々におかれても、税務・会計の知識に加えて、法的なものの考え方、いわゆるリーガルマインドを身に付ける必要性が高まっていると言えるでしょう。 (推薦のことばより)

第1章 税務リーガルマインド~税の世界で重要性を増す法的なものの考え方
→国民(納税者)が租税を負担する根拠は法律にあり、法律に基づかない課税を避けるためには、リーガルマインドが必要である。
訴訟の場だけでなく、税務調査の段階からリーガルマインドを用いた議論を構築すべき重要性が高まっている。税務専門家に向けて、リーガルマインドとは何かを分かりやすく解説!

第2章 近時の納税者勝訴事例の検討~勝訴事例から学ぶ実務へのヒント
→納税者勝訴事例をもとに、リーガルマインドがどのように展開され、勝訴につながったのかが分かる。近時の裁判例を類型ごとに整理して、事案の概要・裁判所の判断・判決のポイントを3~5頁程度で、コンパクトに解説! さらに、勝訴事例を通して「実務への活かし方」まで示唆!

第3章 効果的な税務調査対応~ゴールである訴訟を見据えて
→税務調査対応において、調査官からの指摘に納得できない場合には、納税者側も「法的に見て、どのような理由に基づくのか」を明らかにすることが大切である。納税者側におけるリーガルな議論の構築の仕方・ケーススタディを解説!

第4章 国税不服審判所とその活用法
→編著者の元国税審判官の経験から、国税不服審判所の組織体制や手続・裁決に関する最近の傾向・実情のほか、審査請求を行うか否かの判断ポイントや、審判所で勝つことを期待できる事案・勝つための対応ポイントを解説! 


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