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商品詳細

レジストラー・ブックス125 設題解説 渉外戸籍実務の処理VI 養子離縁 編、特別養子縁組・離縁及び断絶型養子縁組編

渉外的養子離縁、特別養子縁組・断絶型養子縁組、同離縁に携わるすべての方々へおくるシリーズ第6弾!
レジストラー・ブックス125 設題解説 渉外戸籍実務の処理VI 養子離縁 編、特別養子縁組・離縁及び断絶型養子縁組編
著者:
渉外戸籍実務研究会/著 
判型:
A5判
ページ数:
460頁
発刊年月:
2009年9月
定価:
4,320円 (税込)
ISBN/ISSN:
978-4-8178-3832-2
商品コード:
41125
略号:
設渉縁
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商品情報

 年々増加する渉外的戸籍届出事件を処理する中で、渉外養子離縁や特別養子縁組、あるいは断絶型養子縁組は、どのような場合に成立するか、その準拠法、成立要件、方式、外国の法制等の理解なくしては、これらの届出事件の適切な対応は望み得ないのではないでしょうか。
 本書は、渉外戸籍事務の中でも、特に複雑で難解とされる渉外養子離縁をはじめ、特別養子縁組・断絶型養子縁組、同離縁の届出事件を処理するに当たって、参考になると思われる事項等について、問答式により詳細な解説がなされています。
 改正法例、法の適用に関する通則法等に造詣の深い裁判官を中心とした執筆陣がおくる、唯一無二にして、今後の渉外親族事件の処理指針になると言っても過言ではない本書を是非ご活用下さい。

(はしがき)
 平成16年7月にスタートした「設題解説 渉外戸籍実務の処理」シリーズも,これまでに第1巻「?□ 総論・通則編」,第2巻「?□ 婚姻編」,第3巻「?□ 離婚編」,第4巻「?□ 出生・認知編」,第5巻「?□ 養子縁組編」を発刊させていただきましたが,これに続いて今回,第6巻として「?□ 養子離縁編 特別養子縁組・離縁及び断絶型養子縁組編」を刊行する運びとなりました。 これもひとえに読者の皆様のご支援によるものであり,感謝にたえないところであります(なお,本シリーズの今後の発刊予定としましては,「親権・後見編」,「死亡・失踪・その他編」等を計画しております。)。
 さて,渉外的養子離縁をはじめとして,特別養子縁組・断絶型養子縁組及びその解消等に関しては,先・判例が少ないのみでなく,参考文献等も極めて少ない(仮に,それがあったとしても,養子離縁や特別養子縁組等の成立の準拠法等について,ごく簡単に触れられているに過ぎない。)ことから,市区町村の戸籍の窓口において,これらの届出事件を現実に処理する上で,果たして協議による離縁は,どのような場合に認められるか,特別養子縁組あるいは断絶型養子縁組として取り扱えるのはどのような場合か,そして,それが有効に成立するには,どのような要件,手続等が求められるのか等について疑義を生じるところです。
 ことに,離縁については,各国の養子法制が様々であることとも相まって,例えば,共同縁組をした日本人と外国人の夫婦が未成年の日本人又は外国人の養子と離縁をする場合に,その準拠法の適用関係,協議による離縁の可否,裁判所の決定等の要否,養子の保護要件との関係等が問題となります。また,特別養子縁組・断絶型養子縁組にあっては,例えば,夫婦共同して養親となる縁組において,夫婦の国籍が異なることにより,それぞれの本国法において,夫婦の一方については断絶型の効力を生じ,他の一方については断絶型の効力が生じない場合,どのように取り扱うべきか,さらにはまた,外国の裁判所において,外国人男と日本人女の夫婦が日本人の子を養子とする断絶型の養子縁組が成立した場合に,これを日本法上の特別養子が成立したものとして取り扱うことができるか等々が問題となります。
 渉外的養子縁組関係届出事件のうち,養子離縁や特別養子縁組ないし断絶型養子縁組,同離縁に関する届出事件については,上記のような種々の問題があるところから,市区町村の戸籍事務担当者にとっては,特に,それらの届書の審査等において苦慮している場合が少なくないと考えられます。
 本書は,渉外的養子離縁をはじめ,特別養子縁組・断絶型養子縁組及び離縁に関する届出事件の処理に当たって生ずる疑問や問題点について,できるだけ細分化し,同届出に関する窓口相談等の対応上でも参考になると思われる事項について解説を試みたものです。解説の中には,わが国で初めて活字にする考え方も多く含まれており,この点に関する先例・判例及び学説の発展の礎となることを期待しています。当研究会としても,渉外戸籍で最も難しいと思われる本巻を上梓することができ,安堵しているところです。
 なお,渉外的養子離縁については,渉外的養子縁組と密接に関連するところもありますので,先に刊行している本シリーズの第5巻「?□ 養子縁組編」と併せてご利用いただくと,なお一層理解が得られるのではないかと考えております。 本書が,新たに渉外戸籍の実務に就かれる方,あるいは現に戸籍事務に携わっておられる方々のために多少なりともお役に立てるところがあれば,望外の幸せであります。

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