家族と子どもをめぐる法の未来

棚村政行先生古稀記念論文集
本体 ¥ 15,000
¥ 16,500 税込

著者:水野紀子・窪田充見/編集代表  鈴木伸智・北田真理/編集委員
判型:A5判上製箱入
ページ数:668頁
発刊年月:2024年3月刊
ISBN/ISSN:9784817849441
商品番号:40986
略号:未来

商品情報

家族・個人のあり方が多様化し、家族法改正の議論も進む中、 家族・法・社会のあるべき姿を示唆する全29 の論考を収録

目次

第I章 婚姻・離婚制度の再検討
同性婚が法的に認められる社会を目指して 山本真由美(弁護士)
自然血族間の婚姻禁止(民法734 条1項本文)をめぐって 家永 登(元専修大学法学部教授)
夫婦同氏制の問題点─「婚姻」の意義からの考察─ 川見未華(弁護士)
不貞行為の相手方に対する離婚慰謝料請求─最三小判平成31年2月19日民集73巻2号187頁の意義とその影響─ 成澤 寛(山梨学院大学法学部教授)
離婚法の設計─フランス法との比較から考える─ 水野紀子( 白鷗大学法学部教授・東北大学名誉教授)
カンボジアにおける財産分与と子の利益の保護に関する序論的考察─財産分与制度の制定の経緯と内容を中心に─ リム・スレイスロッ( 元早稲田大学法学学術院法学部助手)

第Ⅱ章 実子・養子をめぐる現代的課題
令和4年民法改正と「推定の及ばない子」 羽生香織( 上智大学法学部教授)
生殖補助医療と親子法 出生する子の出自を知る権利の観点から─生まれてくる子のための医療と法制度のあり方についての一考察─ 原田香菜(早稲田大学法学学術院法学部講師)
養子縁組意思に関する一考察─近年の2件の事例を中心に 鈴木伸智(愛知学院大学法学部教授)
同性カップル間の養子縁組の有効性について 倉重龍輔(東京地方裁判所判事)
特別養子の離縁─擬似的な実親子関係のドグマをめぐる課題─ 窪田充見(神戸大学大学院法学研究科教授)
ドイツ完全養子制度におけるパラダイム転換─養子縁組支援法の成立─ 喜友名菜織(兵庫県立大学環境人間学部講師)

第Ⅲ章 子の監護・交流をめぐる未来
親以外の者による子の監護および面会交流─第三者および事実上の親に申立適格を認めるアメリカ法を例として─ 山口亮子(関西学院大学法学部教授)
DV 保護命令と子の監護─カリフォルニア州法と家庭裁判所の実務─ 原田綾子 (名古屋大学大学院法学研究科教授)
アメリカにおけるオンライン面会交流に関する基礎的考察 卞 如意(上海政法学院法律学院講師・早稲田大学比較法研究所招聘研究員)
ハーグ子奪取条約に基づく返還手続と難民認定手続との並行事案の検討─英国最高裁GvG事件判決による提言を中心として─ 北田真理(杏林大学総合政策学部准教授)
イギリスドメスティック・アビューズ法制における「支配的又は威圧的態度」 ─精神的虐待立証のためのアプローチを中心に─ 髙橋有紀(弁護士・早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程)
ドイツにおける別居・離婚家族支援制度─特に親子間の交流に関して─ 髙橋由紀子(元帝京大学法学部教授)
オーストラリアの離婚後の共同養育法制─2006年家族法制改革から2023年家族法改正法まで─ 古賀絢子(東京経済大学現代法学部准教授)

第Ⅳ章 家族・社会をめぐる諸問題
無縁遺骨の帰属 色川豪一(京都先端科学大学経済経営学部講師)
遺言の方式をめぐる韓国の動向 金 亮完(大阪経済法科大学法学部教授)
家事調停について 三島聖子(水戸家庭地方裁判所下妻支部判事)
破産手続における家族法 新井大介(弁護士)
高等学校公民科における「ジェンダー平等」の教育 羽田 真(早稲田大学本庄高等学院教諭)
セクシュアル・ハラスメントの防止と被害救済に向けた課題─被害者の代理人としての経験を踏まえて─ 細永貴子(弁護士)
ドイツにおけるジェンダー・アイデンティティの法的保護:自己決定法 石嶋 舞(ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ客員研究員)
真のワーク・ライフ・バランスを実現するために 大久保修一(弁護士)
ホームロイヤーについての若干の振り返りと今後に向けた検討 石田 愛(弁護士)
宗教法人の解散とそれを取り巻く諸問題 藤原 究(杏林大学総合政策学部准教授)

あとがき      岩志和一郎(早稲田大学名誉教授)

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