第1章契約書作成の基本的知識契約締結の経緯の記載例18 売主甲野一郎(以下「甲」という。)と買主乙野次郎(以下「乙」という。)は,後記表示の土地及び建物(以下,当該土地を「本件土地」,当該建物を「本件建物」,双方併せて「本件不動産」という。)について,以下のとおり契約(以下「本契約」という。)を締結する。[契約締結の経緯] 乙は,本件不動産を買い受け後,直ちに自宅居住用に供する目的を有するものであり,甲もこれを了知した上で売却することを承諾し,甲・乙間において本契約の締結に至ったものである。(目的)第1条 甲は,平成〇年〇月〇日,乙に対し,甲の所有する本件土地を代金〇万円,本件建物を代金〇万円(消費税を含む。)の代金合計〇万円(以下「本件売買代金」という。)で売り渡し,乙はこれを買い受けた。土地建物売買契約書――以下省略――
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