経営権争奪紛争の法律と実務Q&A
17/52

45 45第2章 株主権(支配権)をめぐる争い第1 多数派株主による支配権の確保(会社側の防衛) 事例1 株式買取りによる多数派工作 Q1−1 Xが金融機関その他機関投資家,創業者の知人らから,個別に 51 51目 次  xiiiQ5−6 取締役会議事録につき,誰が閲覧することができるか。また,Q5−7 会社が不当に取締役会議事録の閲覧を拒んだ場合,どのようなQ6−2 D,E,Fは権利行使者を定めずに3名とも株主総会に出席した。Gを取締役に選任する議案にC,D,Eは賛成し,Fは反対した。A会社はD,E,Fの議決権行使を認めて,C,D,Eの賛成(合計85株)によりGが取締役に選任されたものと扱ってよいか。46 48裁判所の許可が必要となるときはどのような場合に認められるか。42方法がとれるか。44うな方法で議決権を行使できるか。45株式購入するに際して,株価をどう算定すべきか。54Q1−2 Xが株式購入資金をA社から借り入れることは可能か。55Q1−3 A社が,持株会株式を自己株式として取得した場合に,どのような副次的効果が認められるか。56事例2 少数株主に対する買取交渉 57Q2−1 株主の多数を押さえていることには,どのような強みがあるか。57Q2−2 全部取得条項付種類株式の利用等により相手方株式を取得できないか。57Q2−3 強硬策を念頭においてうまく交渉できないか。58事例7 議決権行使の性質 第4 株式と相続 事例6 共有株式の権利行使方法 Q6−1 近々A社の定時株主総会が開催されるが,D,E,Fはどのよ

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る