部活(改訂)
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第2章 保護者への対応Q40第2章 保護者への対応234 「学校として生徒のためにどうするのが最善なのか」という視点をもって対応すること,事実関係を正確に把握し,迅速かつ誠意ある対応をすることが重要である。 保護者からの要望,抗議について,学校は,真摯に耳を傾け,受け止め,学校として生徒のためにどうするのが最善なのかという視点をもって対応することが重要である。 対応の基本的方向性は以下のとおりである。(1)事実に基づいて対応すること  いつ,どこで,誰が,何を,どうしたのか,という具体的かつ客観的な事実の確認を重視すべきである。(2)誠意をもって対応すること  保護者等の学校の指導や対応に対する不安や苛立ちを受け止めつつ,できる限り迅速かつ丁寧な説明を心がけることが重要である。(3)明確な基準を示すこと  「本校では,これまでずっとこのように対応してきて特に問題はない」等,経験や先例を持ち出しても保護者は納得しない。法的根拠やガイドラ 部活動について生徒の保護者から「顧問の先生の教え方はおかしいので前の顧問に戻してほしい。他の子も皆そう言っている。」といったものをはじめ,多くの要望や抗議が来ている。どのように対応すべきか。解 説1 基本的方向性A

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