①②④付 録必ずピッチ上で,WBGT計の黒球が日影にならないように計測する。計測時のWBGT計の高さは,プレーする選手の年齢の平均身長の2/3とする。計測する時間はできる限り試合開始の直前,かつロッカーアウトするまでに両チームに対応方法を伝達できるタイミングとする。③試合中もピッチに近い場所で計測し続け,数値を把握する。ハーフタイム時(できる限り後半開始の直前)の数値により後半の対応方法を決定し,両チームに伝達する。※原則として,前後半のプレー中に数値が変わっても対応方法の変更はしない。①日影にあるベンチに入り,休む。②内部・外部から身体冷却する。資料3 JFA 熱中症対策ガイドライン第1条 目的 本ガイドラインは,本協会に登録する個人(選手等)及び関係者の命を守り安全なプレー環境を整えることで熱中症を防止することを目的とする。第2条 対象 本ガイドラインの適用対象は,屋内・屋外で実施されるサッカー,フットサル及びビーチサッカーにおける本協会公式戦とし,当該大会・試合では本ガイドラインを遵守する義務を負う。 ただし,公式戦以外の練習試合,練習等においても,選手等の安全を確保する観点から本ガイドラインを準用することとする。第3条 湿球黒球温度(WBGT)計 ⑴ 大会主催者は,試合開催において湿球黒球温度(以下,WBGTという)計を備え,計測した数値により対策を講じる。 ⑵ WBGT計の計測方法は以下のとおりとする。第4条 クーリングブレーク 試合においてクーリングブレークを採用する場合は,前後半1回ずつ,それぞれ3分の2の時間が経過した頃(45分ハーフの場合は30分頃)に3分間のクーリングブレークを設定し,選手と審判員は以下の行動を取る。283資料3JFA 熱中症対策ガイドライン
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