若弁改訂
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x■定番書籍情報について 基本的に現時点で出版社にて新刊書籍として入手可能な文献を掲載しています。 著者が考える定番書籍のイメージは、おおむね以下のとおりです。 まずは、裁判所(特に東京・大阪地方裁判所)の専門部が執筆している書籍が定評のある書籍として一番に挙げられます(部総括判事が編著者の場合も同様です)。当該分野にて書籍を多く執筆している高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所(以下、適 また、弁護士会ないし所管委員会が編著者となっている場合も定番書籍が多く、当該分野にて書籍を多く執筆している弁護士(グループを含みます)の著書にも良書が多いでしょう。 この点、定番書籍の多くは版を重ねることが多いのですが、売切れリスクを避けるために、迷ったら購入することをおすすめします(最新版がサブスクに加わるかは このほか、新法・改正法の逐条解説・一問一答・注釈書などは高額でも購入しておくべきでしょう。⑴ 最新書籍の確認方法について なお、新刊情報は、出版社等からのDMやFAXのほか、定期的に日弁連新聞の「ブックセンターベストセラー」、至誠堂書店(https://ssl.shiseido-shoten.co.jp/)や弁護士会館ブックセンター=法務図書WEB(https://homutosho.com)等のウェブサイトで確認してみましょう。⑵ 総合文献について 本書全編を通して、引用が多い書籍を総合文献として以下に掲載します。 ①日本弁護士連合会弁護士倫理委員会編著『解説「弁護士職務基本規程」第 3版』(日本弁護士連合会、2017年)   →総合文献①「解説 弁護士職務基本規程」 ②京野哲也『クロスレファレンス 民事実務講義 第 3 版』(ぎょうせい、2021年)   →総合文献②「クロスレファレンス」 ③京野哲也ほか『Q&A若手弁護士からの相談203問 企業法務・自治体・民事編』/『Q&A若手弁護士からの相談199問 特別編―企業法務・キャリアデザイン』/『Q&A若手弁護士からの相談99問 特別編―リーガルリサーチ』(日   →総合文献③「Q&A若手203問」/「Q&A若手199問」/「Q&A若手99問」文献案内 文献案内宜「地裁」、「高裁」、「家裁」と略記します)判事経験者の書籍もこれに準じます。不透明です)。本加除出版、2022年/2023年/2024年)

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