xi文献案内(ぎょうせい)でも有名です。2023年)、『こんなときどうする 法律家の依頼者対応』(共著:学陽書房、2023年)など、多くの分野で書籍が出されています。 なお、それぞれの§の末尾にも参考文献を記載している箇所があります。定番書籍情報のほか、法律雑誌、さらには現在入手困難な文献も掲載していますので、図書館等で探してみてください。■シリーズ版の定番書籍について 各分野の単著のほか、定評のあるシリーズ版の書籍は以下のとおりです。・加藤新太郎ほか編「裁判官が説く民事裁判実務の重要論点」シリーズ(第一法規) ⇒民法の各分野について執筆したもので、民事裁判実務の運用を確認することができます。・村田渉編著「事実認定体系」シリーズ(第一法規) ⇒民事上の事実認定において問題となる部分を解説しています。・岡口基一「マニュアル」シリーズ(ぎょうせい) ⇒『要件事実マニュアル』(全 5 巻)のほか、民事訴訟等の分野で書籍が刊行されています。・東京弁護士会親和全期会「こんなところでつまずかない!」シリーズ(第一法規) ⇒弁護士業務の各分野にわたり、先輩弁護士の成功・失敗経験を踏まえたルール・メソッドが伝授されています。・「実務の技法」シリーズ(弘文堂) ⇒会社法務、債権回収、相続など、各分野のノウハウが掲載されています。なお、編著者の一人である髙中正彦弁護士は、「弁護士の〇〇学」シリーズ・京野哲也ほか「若手弁護士からの相談」シリーズ(日本加除出版) ⇒総合文献③のほか、京野哲也弁護士らが、若手弁護士に向けて執筆した書籍シリーズ。『基礎から実務へ 民事執行・保全』(共著:日本加除出版、2013年)、『民事反対尋問のスキル いつ、何を、どう聞くか? 第 2 版』(ぎょうせい、・関東弁護士会連合会内の単位会による「〇〇の法律実務」(ぎょうせい) ⇒関東弁護士会連合会の中で、東京三弁護士会以外の単位会が年度ごとに出版しています。建築紛争、遺留分、慰謝料からADRなど、夏期研修での研究報告をベースにしており、理論と実務を踏まえた書籍として定評があります。・東京弁護士会春秋会編「実践 訴訟戦術」シリーズ(民事法研究会) ⇒離婚事件編、ヒヤリハット編、刑事弁護編など、経験を踏まえた記載が豊富です。・「実務家が陥りやすい〇〇の落とし穴」シリーズ(新日本法規) ⇒破産管財、交通事故事件、財産管理など、各分野で陥りやすい落とし穴が紹介されています。
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