はしがきii者，広告代理店，広告制作者等が不当な表示について民事的責任を負うことがあることにも注目し，これら広告媒体者等が損害賠償請求の対象とされた事件も紹介することとしました。 また，消費者保護関係法ではありませんが，不正競争防止法上禁止される不当な商品等表示や誤認惹起表示等についても解説しました。 筆者らは，本書が，企業において景品表示法その他の消費者関係法等に違反することなく，正しく広告・表示が行われるために少しでも役立つものであることを願うものであります。 なお，本書の執筆は第１章，第８章を波光，第２章第１節，第２節，第６節，第７節を高橋，第２章第３節から第５節を横田，第３章から第７章を小畑が担当しました。 最後に，本書の企画を立案され，その内容や記載方法にまで指針を頂いた日本加除出版株式会社の佐伯寧紀氏に心からお礼申し上げます。 令和２年10月波 光 巖横 田 直 和小 畑 徳 彦高 橋 省 三
元のページ ../index.html#6