運労務
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Point2 当社は、長年にわたって運送事業者として経営してきました。 最近は、競合他社も増えてきており、運賃の厳しい交渉を迫られたり、慢性的な人手不足にも悩まされたりしています。 一方で、運送事業者でもコンプライアンスを重視しなければならないと指摘され、働き方改革も意識しなければならないといわれています。 当社は、運送事業者として長年経営してきたことに誇りと自負もあります。 なんとか時代に適った経営を実践し、経営を維持・発展させていきたいと思います。 これからの時代、運送事業者として押さえておくべき視点は何でしょうか。₁ 運送業界は基幹産業である一方、「2割長く2割安い」と指摘されるように、労働環境は過酷な状況にあります。₂ 働き方改革関連諸法、改正貨物自動車運送事業法、改正民法の施行等に対応することが求められます。₃ 働き方改革関連諸法等へ対応できるかどうかが、従業員のみならず顧客からも選ばれる運送事業者の基準となります。第1章 働き方改革時代に選ばれる運送事業者とは相談事例第1 働き方改革時代における運送業界に求められる視点

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