執競
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181181182 182182183183184 185175176177177178178 179179179180 180180181 181xxiii目 次1 売却の方法2 期間入札の売却手順3 買受希望者が確認するための方法4 買受申出の保証5 特別売却6 設問に対する回答第2 売却しても入札がなかった場合(事例1②) 1 売却基準価格の見直し2 いわゆる「三振アウト」3 設問に対する回答第3 債務者の対応(事例1③) 1 債務者Aのとり得る手段2 設問に対する回答事例2 売却許可決定に対する対応 第1 売却許可決定期日及び売却不許可事由(事例2①) 1 売却許可決定又は不許可決定2 設問に対する回答第2 売却許可決定に対して不服があるとき(事例2②) 1 売却許可決定に対する不服申立てをなし得る者2 抗告理由について3 売却不許可決定の場合4 設問に対する回答設問15 入札手続・代金納付における諸問題事例1 入札手続における問題  事例1において,買受人が決まった場合の以下の手続はどうなるか。 ① 売却許可決定期日において,利害関係を有する者は,いかなる対応をとることができるか。 ② 売却許可決定がなされたが,予想よりも低い価額で売却許可決定がなされた場合に,誰が,どのような理由に基づき執行抗告を行うことができるか。 Xは,A所有の甲不動産の強制競売事件の入札に参加し,参加した3名のうちXが最も高い入札価格を記載し,Yが2番目,Zが3番目の入札価格をそれぞれ記載した。ところが,執行官は,Xの入札には瑕疵があり無効であると判断し,Yが最高価買受申出人,Zが次順位買受申出人とされた。 ① Xは自らが最高価買受申出人であると主張するためには,どのような方法をとることができるか。 ② Yが最高価買受申出人,Zが次順位買受申出人であることが確定したが,Yは代金納付を行わなかった。このような場合,Zは甲不動産の売却許可を受けることができるか。

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