AI大全
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第4章 生成AI開発・提供・利用と個人情報、プライバシー、名誉毀損NOYESNOYESNOYESNOYES応答結果の出力以外の応答結果の出力以外の目的で利用されない目的で利用されないNOYES340⒞ ChatGPT(API 経由、ゼロデータ保持)、Azure OpenAI Service(不正監視機能オフ)ChatGPT ゼロデータ保持AzureOpenAIService(不正監視機能オフ)ChatGPT(API 経由)でゼロデータ保持が申請により承認された場合は、生成AI サービス側(OpenAI 社側)に入力した個人データが保存されない以上、「応答結果の出力以外の目的で取り扱われる」ことはないと考えられるため、提供には当たらないと整理することができます。また Azure OpenAI Service で不正監視機能が承認された場合も同様と整理できます。これらの場合は個人データの提供に当たらない以上、法 27 条及び法 28 条は適用されないことになります。もっとも提供に当たらない場合であっても、入力す図 22NOYESNOYES法28条(外国にある第三者への提供)の問題にはならないⅵ「外国」にある者への提供か本人から同意取得を要する(法28条)ⅶ提供先は基準適合体制を整備しているか個情法に抵触せずに利用できる可能性があるⅰ入力するプロンプトは個人情報かⅱ利用目的の範囲内かⅲ入力するプロンプトは個人データかⅳ「提供」にあたるかⅴ「委託」にあたるか原則として個情法の問題にはならない法18条(利用目的による制限)違反法27条(個人データ第三者提供)の問題にはならない法27条(個人データ第三者提供)の問題にはならない本人から同意取得を要する(法27条)Ⓒ STORIA

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