組織弁
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LA)「企業内弁護士数の推移(2001年~2025年)」)、今後も増加が見込まれています。しかし、組織内弁一言で本書のコンセプトを説明すると、「組織の法務部門で成長を叶えたい次世代の組織内弁護士に対して『この1冊がおすすめですよ』と手渡していただける本」です。司法試験に合格した法律の専門家・士業である「弁護士」。会社の指揮命令と組織文化の中で勤務する「会社員(組織人)」。「組織内弁護士」は、この2つの属性を併せ持ちます。組織内弁護士の数は、今、急激に増加しており、2001年に66人だった組織内弁護士は、2025年には3596人にまで拡大し(日本組織内弁護士協会(JI護士に内在する「弁護士」と「会社員(組織人)」の両面性から生じ得る悩みは、(研修・書籍などによる)組織における解消の仕組み化が完全にはなされていません。むしろ、今も、各職場・各組織内弁護士間の伝承に頼っている組織が多くある気がしています。そこで、同じ悩みを実際に経験し、一度は行き詰まりを感じなが組織内弁護士への転職を考えています。法務部で失敗しないために「読んでおくべき本」は何か1冊ありますか?法務部員として働く中で、何かが上手くかみ合わず困っています……。iiiはじめに    弁護士 B さん(法務部に勤務)弁護士 A さん(法律事務所に勤務)2 本書の利用方法

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