iii日本弁護士連合会家事法制委員会編集委員を代表して 大 森 啓 子はしがき会家族法制部会委員)、佐野みゆき弁護士(法制審議会家族法制部会幹事)、長森亨弁護士に編集委員となっていただき、多忙を極める中、原稿執筆のほか各原稿の検討や監修そして多数回にわたる協議の労をとっていただいた。編集委員の皆様の豊富な知見と経験、深い示唆がなければ本書をまとめあげることはできなかったものであり、敬意と深謝をお伝えしたい。 また、日本弁護士連合会の勝野結衣氏には日本弁護士連合会内の諸手続、日本加除出版の渡邊宏美氏、牧陽子氏、井出美緒氏、荻原拓海氏には原稿の取りまとめや整理、資料の準備、校正作業等々、数多くのご支援とご協力をいただいた。編集委員を代表し、本書の刊行に携わった全ての方々に感謝を申し上げる。 なお、本書の解説は、刊行時点において公となっている文献や情報等を踏まえたものであり、内容として不十分な点も否めない。また、実務対応についても現時点で把握できる情報を踏まえて検討したものであり、施行後の裁判所実務や政府のガイドライン改定等によって変わる余地が十分含まれる。本書に目を通す際はこのような点を前提としていただくようご理解賜れれば幸いである。実務に携わる者としては、施行後、様々な事例の積み重ねや政府等による更なるガイドライン等の公表などによって、改正内容の理解や実務運用がより明確になっていくことを強く望む次第である。 子は、父母にとって宝であり、社会にとって未来である。今般の改正を機に、一人でも多くの父母・親子において、子の利益の観点に立ち、今後の父と子あるいは母と子との関係、子の父と母としての関係を志向し、解決を導くケースが増えていくことを、また、そうした子を中心とした関係を継続できていくことができるケースが増えていくことを切に望みたい。 令和8年2月
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