第3版補訂 戸籍の重箱

初任者のための戸籍実務のレシピ
本体 ¥ 3,200
¥ 3,520 税込

著者:山下敦子/著
判型:B5判
ページ数:320頁
発刊年月:2022年7月刊
ISBN/ISSN:9784817848161
商品番号:40393
略号:重箱

商品情報

著者の山下先生が特別出演!戸籍実務書の使い方解説動画を公開しました!



「わかりやすい」「読みやすい」「面白い」と実務の現場から大好評のロングセラー!
~ 令和元年以降の押さえておくべき法改正を反映した改訂版 ~

令和元年以降の押えておくべき法改正を反映!
【対応改正の例】
・成年年齢引下げ・婚姻年齢統一など(平成30年法律59号)
・死亡届の届出資格者拡大など(令和元年法律17号)
・特別養子縁組の年齢要件緩和など(令和元年法律34号)
・届書への押印義務の廃止(任意へ)(令和3年法律37号)
⇒随所に「法改正トピックス」で解説!
 具体的な届出対応に際しての留意点をできる限り示しています。

【法改正トピックス目次】※発刊時に内容が変更となる場合がございます。
● 成年年齢の改正と成年の子の認知
● 成年年齢・婚姻適齢の改正と養子縁組  
● 成年年齢・婚姻適齢の改正による父母の同意の要件削除 
● 婚姻適齢の改正と婚姻&連れ子縁組
● 成年年齢の改正と未成年後見終了届
● 成年年齢の改正と従前の氏に復する入籍届
● 戸籍のネットワーク化に伴う戸籍謄抄本の添付
● 戸籍法の改正による死亡届の届出資格者

<本書の構成>
〇前菜(戸籍のこころ)~この本を読む前に~
初任者の方にまず知ってほしい心構えなどを紹介。

〇壱の重(基本の箱)~戸籍実務全般に通じる絶対必要な知識~
絶対に覚えてほしい基本として、届書全般にわたって必要な知識を掲載。
臨機応変に窓口対応できるように、新たな制度や、法改正などについても説明。

〇弐の重(学習の箱)~各届書の処理の学習~
各届書の処理における基礎知識や留意点について説明。

〇参の重(物語の箱)~ふたりの若者とひとりの女性の人生を戸籍で追う~
「蹴人くん」「克喜くん」「梅子さん」3人の人生の様々なターニングポイントと関連する戸籍実務を物語で紹介。
旧法の時代から現代に至るまでの届書や記載例も掲載。

〇重箱の隅(味わいの箱)~日常の窓口の問題点を一緒に考える~
「窓口で失敗しないため」の参考となる、具体的な事例と対応方法を紹介。

目次

前菜(戸籍のこころ)
壱の重(基本の箱)
 第1 氏のはなし
 第2 文字のはなし
 第3 届出の無効と取消し
 第4 不受理申出
 第5 届出の本人確認
 第6 嫡出でない子の続き柄更正申出
 第7 申出による戸籍の再製
弐の重(学習の箱)
 第1 出生
 第2 認知
 第3 養子縁組
 第4 養子離縁・縁氏続称
 第5 特別養子縁組
 第6 特別養子離縁
 第7 婚姻
 第8 離婚・婚氏続称
 第9 親権(管理権)
 第10 未成年後見
 第11 入籍
 第12 転籍
 第13 分籍
 第14 氏の変更(戸107条1項)
 第15 名の変更
 第16 生存配偶者の復氏
 第17 婚族関係終了
 第18 死亡
 第19 失踪
 第20 失踪宣告取消し
 第21 「その他」欄の処理
参の重(物語の箱)
第1話 がんばれ蹴人くん
 1 出生
 2 名の追完
 3 嫡出でない子の続柄き更正申出
 4 母の婚姻・蹴人の養子縁組
 5 認知
 6 結婚相手の親との養子縁組
 7 婚姻・長女さくら誕生
 8 離婚
 9 養子離縁
 10 子の親権者変更
 11 子の入籍
第2話 ママがぼくを見つけた日
 1 ぼくが生まれた日
 2 パパの死
 3 笑わなくなったママ
 4 ジソーのまきさん
 5 おばあちゃんとぼく
 6 おばあちゃん行かないで
 7 ママがぼくを見つけた日
第3話 梅子 愛の物語
 1 梅子出生(嫡出でない子)
 2 梅子認知される
 3 父一馬は乙野貞子と婚姻、長男松雄、長女竹子出生
 4 父一馬は貞子と離婚
 5 梅子の父母婚姻(梅子は準正子となる)
 6 梅子は父母の戸籍に入籍
 7 母菊は松雄、竹子と同籍内で縁組
 8 梅子は井上信治と婚姻
 9 梅子は信治と離婚(復籍)
 10 長男信太郎出生(離婚後300日以内の出生子)
 11 信太郎は梅子の戸籍に入籍
 12 信太郎は松雄夫婦の養子になる
 13 梅子は戸籍法107条1項の氏変更
 14 梅子は銀次と妻の氏の婚姻
 15 銀次失踪
 16 銀次帰る(失踪宣告取消し)
 17 銀次死亡
 18 梅子死亡
重箱の隅(味わいの箱)
 事例1 真実の父
 事例2 子の利益
 事例3 この子の幸せのために
 事例4 誤解
 事例5 婚姻の意思
 事例6 母の贖罪
 事例7 窓口の魔物
 事例8 共犯者
 事例9 父への想い
 事例10 「孤独」という名の死
 事例11 ER
 事例12 いい夫婦
 事例13 七夕の記憶
 事例14 十年の重み
 事例15 父はいらない
 事例16 離婚調停と親権
 事例17 あなたに託して……

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