土地境界紛争処理のための取得時効制度概説

土地家屋調査士の立場から
本体 ¥ 2,300
¥ 2,530 税込

著者:秋保賢一/監修 馬渕良一/著
判型:B5判
ページ数:280頁
発刊年月:2008年2月刊
ISBN/ISSN:978-4-8178-1339-8
商品コード:40311
略号:境時

商品情報



●境界紛争の処理に関わる不動産の取得時効制度について概要を理解するのに最適。
●取得時効に関する判例をもとに,境界紛争に関する取得時効の援用事例と土地家屋調査士の業務との関連をわかりやすく解説。
●第1章では導入として,法改正により領域の広がった土地家屋調査士の業務を概観し,取得時効制度との関連を示唆。あわせて筆界と所有権界及び占有界についても整理を行う。
●第2章は取得時効制度そのものに関する概説。制度趣旨からはじまり,要件や時効援用の実際,時効の利益の放棄,時効の中断・停止などについて説明する。
●第3章では土地家屋調査士の実際の業務と時効制度の関わりについて各論的に考察。一筆の土地の一部についての取得時効や公共用物と時効,時効完成と調査士の対応などについて述べる。
●第4章は土地家屋調査士の日常業務に応えるQ&A。押さえておきたい項目を50問収録。
●第5章には取得時効に関する参考判例171の要旨を収録。判決年代における社会秩序の変遷をたどりながら,時効制度の存在意義が時系列で理解できる。さらに関係する財務省通達・通知等も収録。

目次

第1章 取得時効と境界紛争
第1節 はじめに
 第1 土地家屋調査士の知見を生かした新しい業務の追加
 第2 土地家屋調査士と筆界特定制度
 第3 土地家屋調査士と民間紛争解決(ADR)手続
 第4 土地家屋調査士が時効制度を学習する必要性
第2節 筆界と所有権境界
 第1 総説
 第2 筆界
 第3 所有権界(所有権境界)
 第4 占有界

第2章 時効制度(総論)
第1節 時効制度
 第1 時効制度とは
 第2 時効制度の存在理由
 第3 時効完成の本格的効力
 第4 時効に関する規定の性質
第2節 時効完成の要件
 第1 時効の認められる権利
 第2 時効完成の要件
 第3 時効の援用
 第4 時効の利益の放棄
 第5 時効完成の障害

第3章 土地境界と時効制度(各論)
第1節 土地境界と時効制度
 第1 取得時効と登記
 第2 一筆の土地の一部についての取得時効
 第3 判決による登記手続
 第4 公共用物と時効制度
 第5 時効と税金
 第6 時効と農地法
第2節 土地家屋調査士と時効制度
 第1 取得時効認定前になすべきこと(再確認)

第4章 Q&A集
 第1部 Q&A集
 第2部 事例から学ぶ土地調査測量の留意点

第5章 資料編
 第1部 土地境界紛争処理のための取得時効制度概説 判例要旨集
 第2部 関連通達

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