まちづくり構造改革

地域経済構造をデザインする
本体 ¥ 1,800
¥ 1,980 税込

著者:中村良平/著
判型:A5判
ページ数:240頁
発刊年月:2014年3月刊
ISBN/ISSN:978-4-8178-4147-6
商品コード:40543
略号:まち構

商品情報



あなたのまちは
結果を出せていますか?

□ 企業を誘致したが、さっぱり活性化しない…
□ 大型店を誘致したけど、効果は還元されているのか…?
□ 公共事業を地元企業に発注したが、資材の調達費が域外に流れてしまう…
□ イベントや観光開発を行ったが、効果がすぐに途絶えてしまう…

→悩みを解決する具体的かつ実践的な手法を解説!

●経済産業省における「地域経済研究会」委員として参加した著者が、当時のスタッフと一緒に作り上げた「地域経済構造分析」をベースに、地域経済を活性化させ、かつ効果を持続させるための具体的手法を解説。
●難しくなりがちな経済学の用語は、初任者にも理解できるよう、噛み砕いてやさしく説明。
●実際に構造改革に取り組んでいる地域の事例や成功事例を交えながら、著者の経験に基づくオリジナルの考え方や手法を紹介。

【著者紹介】
著者紹介
中村良平(なかむらりょうへい)
1953年 香川県高松市生まれ
1977年 京都大学工学部衛生工学科卒業
1979年 筑波大学大学院環境科学研究科修了
1984年 筑波大学大学院社会工学研究科修了・学術博士
近畿大学助教授、岡山大学助教授を経て、現在、岡山大学大学院教授(社会文化科学研究科)、また、経済産業研究所ファカルティフェロー、東京大学客員教授、日本経済研究所理事などを務める。

目次

序章 まちづくりの経済原則
 まちづくりOAP
 まちづくりは産業振興?
 地域振興の経済原則
 持続可能な地域経済
 地域経済構造分析とは何か?
 地域政策の誤謬
 
第1章 いま、まちの経済は?
 手探り状態の地域振興策
 現状を変える
 賑わいと移出
 地方都市の実情
 基盤産業の縮小・撤退 
 企業誘致の誤解
 年金依存のまちの経済
 衰退する地域社会
 中心商店街と郊外大型店
 がんばっている地域

第2章 まちの経済構造、どこが問題?
 都市階層の存在
 疲弊する地方経済
 三つの漏れ
 三つの循環
 まちのISバランス
 域際収支(交易収支・所得収支)
 漏れについての留意点
 地域振興の罠

第3章 まちの経済の成り立ちは?
 まちの範囲
 まちの産業二分法
 基盤産業でまちの規模が決まる
 基盤産業を見つける
 まちの経済循環システム
 経済循環の例:域外投資の場合
 経済循環の例:域内投資・域外調達の場合
 経済循環の例:域際収支赤字の場合
 六次産業化の効果
 地域産業連関表

第4章 まちの経済のどこを見る?―地域経済構造分析の導入―
 まちの栄華盛衰
 まちの生活基盤:就業、所得、税収
 まちの経済を支えている産業は?
 産業識別の問題
 産業間の関係は?
 まちの産業連関、つながりは?
 まちに入ったマネーの循環と漏出 
 まちの経済は安定的?(地域産業ポートフォリオ)
 
第5章 具体的に何をする?―地域経済構造分析の実践―
 対象圏域の設定
 地域経済の状況:人口
 地域経済の状況:労働市場
 地域経済の状況:所得、税収 
 地域経済構造の識別:まちの経済を支えている産業
 地域を支える産業の成長性は?
 産業間のつながりの状況
 連関効果:前方連関と後方連関 
 構造分析のまとめ

第6章 まちの構造改革に向けて―地域経済構造分析の展開―
 構造改革に向けて
 産業連関分析の基本ロジック
 波及効果のマジック
 再生可能エネルギーとまちの経済
 まちを変えるシミュレーション
 域外マネー獲得拡大の例
 域外マネー循環促進の意義
 製造業での域内マネー循環
 観光振興と市内取引の拡大
 個人消費の市外流出の縮小
 域外マネー獲得と域内循環促進
 シミュレーションの仕方
 
第7章 こうしてまちの経済は変わった!
 岡山県赤磐郡赤坂町(現在の赤磐市赤坂町)
 きっかけ
 炊飯加工販売事業プロジェクト
 地域経済循環構造の定量的把握の枠組み調査
 統計調査のフレーム:町民所得
 統計調査のフレーム:町の産業連関表
 まちの循環構造
 経済波及効果
 まとめ
 その後の赤坂天然ライス

終章  変わりつつあるまち
 島根県の取り組み
 浜田圏域
 島根県安来市
 岡山県真庭市
 兵庫県豊岡市
 豊岡市産業の構造分析
 佐賀県佐賀市

著者紹介
事項索引
参考文献 

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