親族法・相続法講義 第七版

本体 ¥ 4,100
¥ 4,510 税込

著者:山川一陽/著
判型:A5判
ページ数:452頁
発刊年月:2021年2月刊
ISBN/ISSN:9784817847065
商品番号:40115
略号:親相

商品情報

戸籍制度の実務運営に深く関わった視点を交えて
親族法・相続法の役割をやさしく解説した入門書

●近時の民法大改正ほか、主な判例等に対応した7年ぶりの改訂版。
●日常生活になじみの深い親族法・相続法について、現実の紛争に関してどのような機能を果たしているのかを、客観的に明らかにすべく解説を試みた一冊。
●親族法・相続法に密接な関係をもつ戸籍法にも踏み込み、多くの判例・先例を引用。
●戸籍記載例、各種届書、家事事件に関する申立書、遺言書の見本等も掲載。

(著者略歴) 山川一陽(やまかわかずひろ)
東京地検検事、広島地検検事、法務省民事局付検事などを経て、現在、日本大学名誉教授(法学博士)、弁護士。

目次

第1部 家族法の基礎知識
第1章 家族法の構造と特質
第1 民法としての家族法
第2 家族法の基本原理
第3 家族法の特質
第4 家族法と民法総則
第2章 家族関係とその公示
第1 戸籍制度とその機能
第2 戸籍と住民基本台帳
第3章 家事事件とその処遇
第2部 親族法
第1章 親族とその機能
第2章 婚姻
第1 序説
第2 婚姻の成立
第3 婚姻の無効と取消し
第4 婚姻の効力
第3章 婚姻の解消
第1 その意義
第2 死亡と失踪
第3 婚姻解消原因としての離婚
第4章 親子
第1 序説
第2 実子
第3 養子縁組
第4 縁組の解消 -離縁-
第5 特別養子制度
第5章 親権・後見・保佐・補助について
第1 親権
第2 後見と保佐・補助
第3 任意後見制度
第4 後見登記など
第6章 扶養について
第1 扶養の権利・義務
第3部 相続法
第1章 相続の歴史とその意義
第1 相続の意義
第2 日本における相続法
第3 相続法の改正の歴史
第4 相続法とその基本的概念
第5 相続の根拠
第2章 相続の開始
第3章 相続人と相続分
第1 総論
第2 指定相続分
第3 特別受益者の相続分について
第4 寄与分について
第5 相続人以外の親族による寄与料
制度の創設
第6 相続分取戻権について
第7 遺産分割について
第4章 相続財産
第1 財産の当然承継・包括承継
第2 相続財産の範囲
第3 遺産共有
第4 遺産分割と共有
第5 共同相続財産の管理
第5章 相続の放棄と承認
第1 相続の自由
第2 相続の放棄
第3 相続の承認
第6章 財産分離
第1 財産分離の意義と機能
第2 財産分離の手続
第3 財産分離の効果
第7章 相続人の不存在
第1 相続人不存在と遺産の処理
第8章 遺言制度について
第1 遺言制度
第2 遺留分制度

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