家事事件処理手続の改革

本体 ¥ 3,000
¥ 3,300 税込

著者:新・アジア家族法三国会議/編
判型:A5判
ページ数:180頁
発刊年月:2015年6月刊
ISBN/ISSN:9784817842374
商品番号:40590
略号:三国14

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商品情報

日本、韓国、台湾の研究者・実務家による報告と比較検討により、
制度の理論、実務及び法改正に対する貢献を望む

●「新・アジア家族法三国会議」とは
日本・韓国・台湾の三国間で、家族法における重要なテーマを選定し、各国の学会・実務界から最適な報告者に個別報告をいただき、議論を行う国際会議。

●第4回のテーマ「家事事件処理手続の改革」
日本・韓国・台湾において改正や見直しの議論が盛んに行われている家族法、家事事件処理手続につき、改正に至る背景や沿革、改正内容の特色や概要を踏まえた成果と課題における比較共同研究。

目次

刊行にあたって
企画の趣旨
棚村政行(早稲田大学法学学術院教授)・小川 富之(福岡大学法科大学院教授)

第1章 日本の家事事件処理手続の改革
第1節 家事事件手続法制定の経緯と意義
山本和彦(一橋大学大学院法学研究科教授)
第2節 家事事件手続法の実務と運用上の課題
近藤ルミ子(元東京家庭裁判所所長代行・大東文化大学大学院法務研究科特任教授)
第3節 家事事件手続法の理論と今後の理論的な課題
本間靖規(早稲田大学法学学術院教授)

第2章 韓国の家事事件処理手続の改革
第1節 韓国における家事訴訟法の改正動向と主要内容
金元泰(忠北大学校法学専門大学院教授)
第2節 家事訴訟法の実務及び運用上の課題
─家事非訟事件を中心とする家事訴訟法の改正議論について
金允貞(ソウル中央地方法院判事)
第3節 韓国の家事訴訟法の理論と今後の理論的な課題
金演(慶北大学校法学専門大学院教授)

第3章 台湾の家事事件処理手続の改革
第1節 台湾の家事事件法の概要と特色
鄧學仁(中央警察大学法律学系教授)
第2節 台湾家事事件法の実務と運用上の活用
陳宗賢(台湾台中地方法院家事庭庭長)
第3節 台湾家事事件法の理論と今後の理論的な課題
何佳芳(東呉大学法律学系専任助理教授)
総 括
棚村 政行・小川 富之

第2章第2 節日本語訳作成 金亮完(山梨学院大学大学院法務研究科准教授)
第3章第2 節日本語訳作成 黄浄愉(輔仁大学法律学院法律学系助理教授)

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