Q&A 借地借家の法律と実務 第3版

本体 ¥ 3,800
¥ 4,180 税込

著者:安達敏男/監修 古谷野賢一・酒井雅男・井原千恵・宅見誠/著
判型:A5判
ページ数:420頁
発刊年月:2017年6月刊
ISBN/ISSN:9784817843906
商品番号:40399
略号:借地

商品情報




民法(債権関係)の大改正に対応!
好評の実務手引書、5年ぶり待望の第3版!

・約120年ぶりとなる民法(債権関係)の大改正に対応。原状回復義務や敷金など、借地借家関係で整備される規定についての解説も充実。
・借地借家法の基礎から実務への応用までを、判例、図表、ひな形を交えた具体的な63のQ&Aでわかりやすく解説。

目次

●借地借家契約の種類・内容
・借地借家制度の法改正の概要と借地借家法上の契約の種類
・普通借地権設定契約
・一般定期借地権設定契約
・事業用借地権設定契約
・建物譲渡特約付借地権設定契約
・普通建物賃貸借契約
・定期建物賃貸借等の契約
・一時使用の建物賃貸借等
・借地借家制度に関する民法(債権関係)の改正の概要

●借地借家法上の建物と対抗力
・借地借家法上の「建物」及び「建物所有の目的」の意義
・借地権・借家権の対抗力
・地下店舗賃借人の1階看板の使用
・建物の再築による掲示の対抗力
・震災による建物の滅失

●借地借家契約を締結する際の留意点等
・借地借家契約の公正証書化、借地借家契約書の印紙代
・賃貸借契約と連帯保証人
・賃貸借契約における連帯保証人責務と信義則
・家賃債務保証会社
・暴力団賃借人の排除方法
・いわゆるサブリース契約・賃料自動改定特約と賃料の増減請求の可否
・中途解約に関する諸問題(主に中途解約条項(解約権留保特約)の有効性について 
・賃貸借と抵当権
・貸室内で賃借人の自殺があった場合の告知義務や損害賠償請求等の問題点
・ペット禁止条項・騒音禁止条項の有効性

●賃料・敷金・保証金・権利金
・賃料の増減請求方法
・賃料の不減額特約の拘束性
・相当な地代・家賃の算出方法
・借地・借家契約における敷金・敷引金・権利金・礼金・保証金・更新料
・賃料と建築協力金等返還金との相殺の効力
・借地・借家契約における更新料支払義務の存否
・敷金返還請求権に対する質権設定と破産管財人の未払賃料の敷金充当合意
・賃貸建物の所有者の交代と敷金・保証金

●借地・借家契約の期間と契約更新
・借地における地主の更新拒絶と正当事由
・地主の土地使用の必要性と正当事由
・借家における家主の解約申入れ・更新拒絶と正当事由
・家主の建物使用の必要性と正当事由
・建物の耐震性能と賃貸借契約の更新と修繕
・正当事由と立退料の提示時期

●契約中のトラブル
・経営者の交代と土地賃借権の譲渡
・賃貸人の修繕義務
・家賃滞納を理由とした無断での住居の立入りの許否
・借地借家をめぐるトラブルと裁判所
・賃料の供託の方法、その還付・取戻し方法及び留保付供託受諾
・借地非訟事件とその紛争処理手続
・借地条件の変更と裁判所の許可
・借地上建物の増改築と裁判所の許可
・土地賃借権の譲渡・転貸と裁判所の許可
・相続と賃料債権の帰属・賃貸借契約の解除
・内縁の配偶者による借家権の承継

●契約の終了と明渡し
・賃借人の更新拒絶と転借人の地位
・賃借人の債務不履行を理由とする解除と転借人の地位
・賃借人が設置した冷暖房設備の収去
・原状回復義務及び通常損耗補修特約
・ペットの飼育と原状回復義務の範囲
・契約途中に暴力団事務所に使用されていることが判明した場合の解除方法
・賃貸借契約における賃借人・賃貸人の破産

●保全処分と強制執行
・不動産占有移転禁止の仮処分
・強制執行

●マンションの賃貸借
・賃借人と区分所有者の共同利益に反する行為
・管理費・修繕積立金の滞納

●外国人と賃貸借
・外国人との賃貸借契約の締結を拒否した場合の問題点
・外国人のルームシェアリングと賃貸借契約の解除
・外国人が建物賃貸借契約を締結する場合のその他の問題点

PAGE TOP