事例でわかる不動産の強制執行・強制競売の実務

任意売却・共有・引渡命令・配当手続
本体 ¥ 3,000
¥ 3,300 税込

著者:松尾浩順/編集代表  シグマ麹町法律事務所/編
判型:A5判
ページ数:292頁
発刊年月:2022年11月刊
ISBN/ISSN:9784817848376
商品番号:40924
略号:執競

商品情報

事案の全体像の早期把握、問題の早期解決に役立つ1 冊!


●様々な立場で代理人になる法律専門家のために、不動産強制競売における当事者である、債権者・債務者・入札者等の第三者など、様々な立場からの視点を含めて解説。
●平成 30 年の民法( 相続法) 改正、令和元年の民事執行法改正、令和3 年の民法・不動産登記法等の法改正にも対応。

場面ごとの留意点、とり得る手段や対応方法がわかる43 事例!
●所有不動産の調査方法
 XはYを相手として3000 万円の支払を求める確定判決を取得したが,任意の支払がなされていないため強制執行を検討している。Yはかつて会社を経営していたものの,既に高齢で仕事はしておらず,自宅は借家であることは判明しているが,自宅以外の不動産を所有しているのではないかという不確定情報があった。
 Xの代理人弁護士として,Yの所有する不動産をどのように調査すればよいか。

●債務名義と登記名義の異なる不動産に
対する強制執行X はY に対する債務名義を取得している。Y が未登記建物しか所有していない場合に,X はこの未登記建物の差押えができるか。

●引渡命令による占有排除方法
 Xが強制競売により買い受けた建物(以下,「本件建物」という。)において,占有者Yが居住している場合,XはYの占有を排除するため,どのような手続を行えばよいか。               
 など

目次

設問1 強制執行前の所有不動産調査
設問2 任意売却と強制競売
設問3  担保権実行としての競売申立てと強制執行としての競売申立て
設問4 競売物件の調査
設問5 債務名義と登記名義の異なる不動産に対する強制執行
設問6 権利能力なき社団に対する強制執行の可否
設問7 共有不動産の不動産執行における問題
設問8 債務整理・破産と不動産執行
設問9 区分所有建物の強制執行
設問10 借地物件の不動産執行と買受人保護
設問11 競売開始手続における諸問題
設問12 無剰余取消と対抗手段,消除主義,配偶者居住権と消除主義
設問13 不動産競売における保全処分
設問14 売却手続
設問15 入札手続・代金納付における諸問題
設問16 引渡命令をめぐる諸問題
設問17 配当手続
設問18 債務名義に争いがある場合の強制執行
設問19 強制執行を妨害する行為等に対する罰則

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