多様化する知的財産権訴訟の未来へ

清水節先生古稀記念論文集
本体 ¥ 16,000
¥ 17,600 税込

著者:大鷹一郎、田村善之/編集代表  加藤志麻子・東崎賢治・濱田百合子・前田健/編著
判型:A5判上製箱入
ページ数:1,032頁
発刊年月:2023年10月刊
ISBN/ISSN:9784817849038
商品番号:40958
略号:知財

商品情報

知的財産権訴訟に係る最新実務、研究成果を結集した論文集
知財の最先端で活躍する実務家(裁判官、弁護士、弁理士、審判官)・学者が集結!

目次

巻頭言
清水節先生の古稀をお喜びして……高林 龍(早稲田大学名誉教授・弁護士)

Ⅰ 総論(知財・知財訴訟一般)
民事裁判のIT 化・デジタル化と知財訴訟……菅野 雅之(前知的財産高等裁判所部総括判事・現仙台高等裁判所長官)
知財訴訟における争点整理の在り方……武宮 英子(大阪地方裁判所部総括判事)
知的財産の保護と安全保障……鈴木 將文(早稲田大学法学学術院教授)
Ⅱ 特許法
  1 基本概念(発明、発明者、当業者)
「発明該当性」……田邉 実…… さいたま地方裁判所判事
共同発明者の認定基準─米国法との比較とAI 活用創薬の考察も含めて─……飯田 圭(弁護士・弁理士)
特許法74 条1 項に基づく特許権移転請求……城山 康文(弁護士)
特許訴訟における「当業者」の主張・立証……岡本 岳(弁護士・弁理士)
英国特許法における「当業者」とその技能・知識について……西井 志織(名古屋大学大学院法学研究科教授)
  2 特許要件等
AI 関連発明における新規性・進歩性判断に関する一考察……東海林 保(知的財産高等裁判所部総括判事)
公然実施された製品から把握される発明(公然実施をされた発明)について……濱田 百合子(弁理士)
特許法29 条の2 が規定する先後願発明の同一性……黒川 恵(弁理士)
進歩性判断の諸問題……高橋 淳(弁護士)
進歩性判断に何故「本件発明の課題」が影響するのか?……高石 秀樹(弁護士・弁理士)
発明の進歩性の評価における動機付けについて……岡田 吉美(特許庁審判部第1 部門長)
特許発明の進歩性判断における「効果」の考慮……森 義之(前知的財産高等裁判所部総括判事・現保土ケ谷簡易裁判所判事)
進歩性の要求と要旨認定ないし技術的範囲……松本 直樹(弁護士・ニューヨーク州弁護士)
特許法におけるいわゆる技術的偏見の概念について─逆示唆の概念との区別とともに─……時井 真(弁護士・弁理士・博士(法学))
記載要件に関する考察……大鷹 一郎(弁護士・前知的財産高等裁判所長)
「パラメータ発明」のサポート要件について(~偏光フィルム事件大合議判決にいう「パラメータ発明」かどうかを問う必要があるか~)……吉田 和彦(弁護士・弁理士)
医薬用途発明の実施可能要件と引用例から認定される技術的思想の実施可能性 ─実施可能要件と新規性・進歩性要件との交錯……川田 篤(弁護士・弁理士)
除くクレームによる補正─除き得を許さない、適切な審査、審理についての提言……加藤 志麻子(弁理士)
「除くクレーム」再訪……相田 義明(弁理士)
  3 権利行使
複数主体の分担による特許権侵害の成否について……田村 善之(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
Universe(宇宙空間)とMetaverse(仮想空間)特許係争における空間の拡張性……大野 聖二(弁護士・ニューヨーク州弁護士)
特許法の「譲渡」と「貸渡し」の意義に関する一考察……中村 閑(弁護士)
いわゆる属地主義の原則と特許発明の「実施」に関する試論─国境をまたぐ「システム」の「生産」を中心に─……國分 隆文(東京地方裁判所部総括判事)
渉外事件における「実施」─「譲渡等」を中心に……渡邉 佳行(弁護士・弁理士・ニューヨーク州弁護士)
存続期間が延長された特許権の効力─医薬用途発明に焦点を当てて─……重冨 貴光(弁護士・弁理士・ニューヨーク州弁護士)
生産方法の推定規定の現代的意義……前田 健(神戸大学大学院法学研究科教授)
特許権に基づく差止請求権の制限……大須賀 滋(弁護士)
特許権侵害と過剰差止……村田 真一(弁護士・ニューヨーク州弁護士)
特許権の行使と、独禁法違反等を理由とする権利濫用の抗弁について(知財高判令和4年3月29日等を題材に)……岡田 誠(弁護士・弁理士)
欧州・ドイツにおける特許権の消尽とhave-made rights─バリューチェーンにおける標準必須特許(SEP)ライセンシーの決定とロイヤルティの算定基準……君嶋 祐子(慶應義塾大学法学部・大学院法学研究科教授)
侵害免責法理(消尽・have-made-rights 等)に関する一考察……紋谷 崇俊(弁護士・弁理士・ニューヨーク州弁護士)
特許法102 条2 項に基づく損害額の算定について……本多 知成(知的財産高等裁判所長)
特許法102 条1 項2 号と2 項の覆滅分への3 項の適用─椅子式マッサージ機大合議判決を契機として─……金子 敏哉(明治大学法学部教授)
非典型侵害行為の損害論……髙松 宏之(神戸地方裁判所部総括判事)
特許権侵害による損害賠償の消滅時効の起算点について……中平 健(山形地方・家庭裁判所長)
損害論の審理……杉浦 正樹(東京地方裁判所部総括判事)
秘密保持命令に関する若干の実務的考察……服部 誠(弁護士)
控訴審において生じる特許権に関する訴えを巡る諸問題……森崎 英二(大阪高等裁判所部総括判事)
  4 無効審判・審決取消訴訟)
特許無効審判の現状分析……淺見 節子(明治大学専門職大学院法務研究科客員教授)
特許無効審判を請求することができる「利害関係人」……中山 一郎(北海道大学大学院法学研究科教授)
審決取消訴訟の審理範囲について……中村 恭(東京地方裁判所立川支部部総括判事)
審決取消訴訟の審理範囲─行政法の視点からの審決取消訴訟の審理範囲の考察─……小池 眞一(弁護士)
審決取消訴訟に関連して審判官に語り継ぎたいこと……相崎 裕恒(特許庁審判部第26 部門主席審判官)
Ⅲ 著作権法
現実利用主体論序説……大渕 哲也(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
建築の著作物に関する一考察……本山 雅弘(国士舘大学法学部教授)
音楽教室事件最高裁判決における利用主体の判断手法……小泉 直樹(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
公衆送信における「公衆」についての若干の考察……奥邨 弘司(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
著作権法における「公正な慣行」……駒田 泰土(上智大学法学部・大学院法学研究科教授)
インターネット上で行われる著作権侵害行為に関する実務上の問題点……平井 佑希(弁護士・弁理士)
使用料規程に基づく損害額の算定……奥田 洋平(弁護士)
Ⅳ 意匠法・商標法・不正競争防止法
公知意匠参酌の根拠と意匠の類否判断……柴田 義明(東京地方裁判所部総括判事)
意匠の類否判断の判断主体……茶園 成樹(大阪大学大学院高等司法研究科教授)
色彩のみからなる商標の裁判例についての一考察……関根 澄子(東京地方裁判所部総括判事)
商品等表示該当性の判断基準……黒田 薫(弁護士・弁理士・ニューヨーク州弁護士)
不正競争防止法2条1項1号における商品形態の 独占適応性の判断のあり方……横山 久芳(学習院大学法学部教授)
メタバースと商品形態の保護─改正不正競争防止法2条1項3号の観点から─……東崎 賢治(弁護士)
デザイン保護法制における棲み分けについての一考察……平嶋 竜太(南山大学法学部教授)
Ⅴ その他
パブリシティ権その他の人格権派生権利の体系と展開……中島 基至(東京地方裁判所部総括判事)
新たな情報財の利活用における法律問題……林 いづみ(弁護士)
再審査制度が医薬品の安全確保機能とデータ保護機能の両者を有することの問題点─薬事と知財の両面からの再審査制度の再設計の必要性─……阿部 隆徳(弁護士・ニューヨーク州弁護士・大阪大学大学院医学系研究科招聘教授)
知的財産ライセンスに関する独占禁止法上の問題の実務的検討……川島 佑介(弁護士)

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