戸籍時報 2025年10月特別増刊号vol.873

本体 ¥ 1,200
¥ 1,320 税込

著者:戸籍時報編集部/編
判型:A5判
ページ数:142頁
発刊年月:2025年10月刊
ISBN/ISSN:0912-1579
商品番号:3110
略号:時

商品情報

第1部 講演
ご挨拶
はじめに
第1 「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」について
1 改正法の趣旨
2 改正法の概要
3 法律の改正内容
(1) マイナンバー法の改正
(2) 戸籍法の改正
第2 戸籍に氏名の振り仮名を記載する目的
1 行政のデジタル化推進のための基盤の整備
2 本人確認資料としての利便性
3 各種規制の潜脱の防止
第3 制度開始に当たっての留意事項
1 他の行政手続との関係
(1) パスポート等に記載された氏名の読み方
(2) 出生届等に記載された氏名の読み方
2 振り仮名の届出人
(1) 氏の届出
(2) 未成年者・成年被後見人の届出
3 住民票の氏名の振り仮名
4 制度開始後の各種手続
(1) パスポートの申請
(2) 年金の受取口座
第4 法制審議会戸籍法部会での審議
1 検討開始までの経緯
(1) 戸籍法部会以前の振り仮名の制度化の検討
(2) 振り仮名制度化の問題点
2 検討開始の契機
3 戸籍法部会での検討事項
(1) 氏名の「振り仮名」の名称
(2) 氏名の「振り仮名」の位置付け
(3) 氏名の振り仮名の許容性
(4) 読み仮名として用いる平仮名又は片仮名の範囲
(5) 氏名の振り仮名のみの変更
(6) 氏名の振り仮名の収集方法
4 氏名の振り仮名の許容性について
(1) 振り仮名か読み仮名か
(2) 平仮名か片仮名か
(3) 氏名との関連性
5 中間試案
6 パブリックコメント・アンケート調査
7 要綱案
第5 戸籍法改正の具体的内容
1 改正された条文
(1) 戸籍法第13条
(2) 戸籍法第29条、第57条、第110条
(3) 戸籍法第107条から第107条の4
2 「一般に認められている」という文言について
(1) 要綱案についての補足説明
(2) 許容性に関する具体例
3 戸籍法施行規則の改正
(1) 戸籍法施行規則第30条の2
(2) 戸籍法施行規則第30条の3
(3) 「一般の読み方」
4 旅券法施行規則の改正
第6 氏名をめぐる判例・裁判例
1 NHK日本語読み訴訟最高裁判決(資料14)
2 「悪魔」ちゃん命名事件審判
第7 氏名とは何か
1 伝統的な読み方・現在許容されている読み方
2 人格権の一部としての氏名

第2部 質疑応答
質疑応答

第3部 巻末資料
資料1 レジュメ
資料2 法律案提出理由(デジタル庁)
資料3 法律案要旨
資料4 氏・名の振り仮名の届
資料5 旧氏等記載請求書他
資料6 衆議院・参議院附帯決議(特別委員会)
資料7 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律(令和5年法律第48号)
資料8 フリガナが記載されるまで(法務省)
資料9 戸籍のフリガナとパスポート(外務省)
資料10 年金受給者のみなさまへ(厚生労働省・日本年金機構)
資料11 部会資料1(戸籍法部会)
資料12 部会資料8(戸籍法部会)
資料13 部会資料10(戸籍法部会)
資料14 最高裁昭和63年2月16日判決
資料15 最高裁平成27年12月16日大法廷判決(抄)

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